コロナウイルス感染拡大を防ぐための「臨時休校」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が打ち出した小中高校や特別支援学校などの臨時休校が2日から始まりました。ただ、各自治体によって判断は分かれており、休校しない学校や休校の期間が異なる自治体もあります。
結局は都道府県・各自治体に判断を任せる結果となっていますが、コロナウイルスの感染者が現段階で確認されていない都道府県でも、臨時休校が行われています。
感染拡大or収束 ここ2週間が瀬戸際
新型コロナウイルスは、感染を完全に防ぐ方法がなく、防御が非常に難しいウイルスであると言われています。現に日本国内ではすでに274人の感染が確認されています。(3/3 21時現在)
今後も感染拡大が予想されます。また、高齢者だけでなく若年層の感染も拡大しており、若いから安心できるという状況ではなくなっています。
現状では日々感染者数が増える一方ですが、感染拡大のスピードを抑制することは可能であると厚生労働省は発表しています。今回全国の小中高や特別支援学校で休校を決めた理由もその一つで、人と接触する機会を減らすことで、感染拡大を抑えることが目的です。
子供たちは休校期間どう過ごすのか?
コロナウイルス感染拡大を防ぐための臨時休校ですが、子供たちにしてみれば「長い春休み」と思ってしまうのが普通ではないでしょうか。
もし、今現在学生だったら「春休みが来た!」と勘違いしているでしょう。
どうやって臨時休校期間を過ごすべきなのでしょうか?
不要不急の外出はNG!
人の集まる場所等への外出を避け、基本的に自宅で過ごすのが基本です。感染を防ぐための臨時休校なのに、人込みに行ってウイルス感染したら、本末転倒です。
カラオケ・ゲームセンターに学生が集まっているとの情報も
SNSなどでは、ゲームセンターやカラオケ、ショッピングモールのフードコートで学生集団を見かけたという声がいくつか挙がっています。休みが多くて暇なのは十分理解できますが、わざわざ感染のリスクを背負って人込みに行くのは如何なものかと…
せめて臨時休校期間、コロナウイルスが収束するまでは人込みに行かない・行かせないことが重要です。もし感染したら、周囲の人に迷惑がかかるだけでなく、周囲の注目を悪い意味で浴びてしまうことが想定できます。
テーマパークや一部商業施設では臨時休業・時短営業
東京ディズニーランド・ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパン、レゴランドでは3月15日まで臨時休園が決まっています。その他のテーマパーク・商業施設も臨時休校しているところがあったり、ライブやイベントの中止・延期も相次いでいます。
外に出たらいけないのか!?
一日中家にいて勉強や、読書、音楽鑑賞などなど、時間をつぶす方法はいくつかありますが、家から期間中1回も外に出ない、という生活も如何なものでしょうか?
個人的には、適度な散歩や運動、コンビニへお使いに行くなど、ちょっとした外出はした方がいいのではないかと思います。もちろんマスクなどの防備を忘れずに。
適度に体を動かさないと、生活習慣の悪化にもつながりますし、体力が落ちる一方です。ですので、1日中家にいるよりも、たまには外に出て新鮮な空気を吸った方が良いかと思います。
コメント