4月7日 7都府県に緊急事態宣言発令
新型コロナウイルス蔓延を防ぐため、安倍総理は7つの都府県(東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡)に緊急事態宣言を発令しました。
緊急事態宣言の発令期間は5月6日までの1か月間。この宣言によって、対象の都府県ではどのような影響が出るのでしょうか?
緊急事態宣言って何だろう?
緊急事態宣言…いったい何が変わるの…?
緊急事態宣言と聞いて、危機的な状況であることは分かるのですが、具体的に何がどう変わるのか、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
具体的にどのような措置をとるのか?
・学校・福祉施設の使用禁止を支持・要請
・音楽、スポーツイベントの開催を制限する
・臨時医療施設の土地・建物の強制使用
・食品、医療用品、マスクなどの売り渡し要請
・緊急物資を運送事業者に輸送することを支持
生活にどんな影響がでるのか?
東京都の対応は、パチンコやボウリング場、映画館、居酒屋、ナイトクラブなど、人が密集しやすい施設の休業を要請しています。これらは生活を維持するのに必ず必要な施設とはいえません。もし行けなくなっても、生活することは可能です。
生活を維持する上で必要な施設は、今まで通りサービスを続けます。
病院やスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、運送業、電車やバスなどの交通機関、飲食店(深夜・休日は時短営業する)
ゴールデンウイーク地元に帰省しても大丈夫?
5月6日まで緊急事態宣言が発令されていますが、ちょうどゴールデンウイーク期間中に重なってしまいます。連休中地元に帰省しようと思っている人も多いはずです。
緊急事態宣言中は、地元に帰っちゃダメなのかな…?
もし外出・遠出したりしたら、何か罰則があるのかな…?
結論から言うと、帰省することは可能です。
緊急事態宣言での対応・指示は「要請」です。外出したり、帰省したからと言って罰則があるわけではないです。あくまで不要不急の外出をしないでほしいと、住民の人にお願いをしているだけです。
帰省することはOKだが、考えてほしいコト
外出したり、旅行へ出かけたり、地元に帰省することは”禁止”されていないので、連休中は外で遊んだり、遠出しようと考える人は多いはずです。
もし今までと変わらず、外出をしようと計画を立てている人に考えてほしいことが…特に緊急事態宣言の対象地域や都市部に住む人たち。
100%コロナウイルスに感染しないことを約束できますか?
飛行機・新幹線・電車は特に危険!?
帰省するときの手段として、飛行機や新幹線・電車などがあります。特に飛行機や新幹線は都市と都市を結ぶ交通網です。
もし東京に住んでいる人が、中国地方の地元へ新幹線で帰省するとします。
東京から東海道・山陽新幹線へ乗って、新横浜・名古屋・京都・新大阪・新神戸…と緊急事態宣言が発令されている地域を走っていきます。途中の停車駅で多くの人が乗り降りします。
その時にコロナウイルスも一緒に乗車してくるなんてことがあるかもしれません。そのウイルスと共に地元へ到着、まだ感染が広がっていない地域にばらまく…ということも考えられます。
どうしても出かける必要があるならば、手段とウイルス対策を考えよう
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